田舎暮らし物件 宇都宮市と北部の土地建物情報


田舎ならではの出来ることや楽しみを紹介
・薪ストーブ(ロケットストーブ)
・初めてのチェーンソー
・除草
・立木の伐採
・重機の利用
  薪ストーブ(ロケットストーブ)の自作
ロケットストーブ試作一号機
 以前に友人より、ロケットストーブという手作りの薪ストーブなるものを紹介された事があった。その時は興味がなかったのだが、灯油が異常に値上がりして、その暖房費を抑えたい思いから、コストの掛からないロケットストーブを作るきっかけになった。しかし、ロケットストーブは200Lドラム缶を利用していて、それを室内に置くのは非常に抵抗があり、もっとコンパクトなものを作ろう考えた。そして、いろいろ試行錯誤してつくった薪ストーブを紹介します。
 まず、簡単にローコストで早く作ろうと次の材料で作ってみました。
 HONMA製時計型薪ストーブ ・20Lペール缶(GSスタンドでもらったもの) ・ステンレス製煙突 直径120ミリ ・コンクリート ・耐熱塗料 ・バーライト(断熱材として)
以上の材料でいろいろ試行錯誤しましたが、思うように燃えなく部屋中煙だらけにながらも、やっと使えるようになったのが右の写真の第一号機。
 時計型ストーブの燃焼室の中を、コンクリートで200×450×200位に燃焼室狭めました。二次燃焼室を120ミリの煙突で立ち上げ、その周りをペール缶の二段重ねし、パーライトで断熱しています。
この状態で利用しながら思ったのが、このストーブの場合、熱を利用する部分が上の方の一部と部屋の中の煙突部分だけなので、ロケットストーブの原点のやり方でできないものかと考え、ちょうどペール缶の外にかぶせられるドラム缶を見つけた。そのドラム缶に付け換えたのが二号機。放熱部分がドラム缶全体なので、暖房効率が上がったかなと思いましたが、大差は感じられませんでした。ロケットストーブ試作二号の塗装前試作二号の耐熱塗装後
 そのうちに問題になったのが煙突。表の煙突部分をシングルの煙突そのままの場合、煙突が冷やされることにより、木酢が流れるようになった。
その解決には、断熱効果の二重煙突にしなければならないのだが、二重煙突はすごく高く、当初のローコストがそうではなくなってしまう。
そこで考えたのが、塩ビ管の利用。ロケットストーブの場合、外の煙突に来るまでには熱を相当使い切っているので、さほど温度が高くない。それなら金属でなくとも大丈夫だろうと考え排水管に使う塩ビ管を利用。その中でもさらに安い180ミリのライト管(塩ビの肉厚が薄い)を120ミリのステンレス煙突に被せ、その隙間にパーライトを詰め断熱し作ったのが右の写真。
これにより、木酢も垂れなくなり、ガンガン燃やしても、外の塩ビ管の表面温度は上がっていない。塩ビ煙突塗装後塩ビの煙突塗装前
 このストーブは燃焼室が小さいので、大きな薪を入れられないのと、完全燃焼型なので、空気調節によるチョロチョロ燃やすのが出来ないのが欠点。温度調節は、入れられる薪の量は限定的なので、温度を上げたいときは細い薪たくさん入れるくらいです。その場合燃え尽きるのが早いので、薪の継ぎ足しが面倒です。
口っきりの薪を入れた場合(直径約12p)燃え尽きるのは約一時間位です。
私の場合、20帖の部屋で使っていてこれで十分ですが、それより広い部屋で使う場合は、煙突の直径を太くし焚口の面積も大きくする必要があると思います。
  初めてのチェーンソー

 薪ストーブなど利用するようになると、薪を切るのにチェーンソーが必要になります。チェーンソーはメンテナチェーンソー目立てヤスリのガイドンスが悪いとなかなか言うことを聞いてくれず苦労することがあります。
まずは、目立て。目立てが悪いといくら研いでも切れない。それどころか、特に大きな木を切るときは、真直ぐ切ることができず、勝手に曲がっていってしまいます。
それを解決するのが、目立てヤスリに付けるガイドを使うことです。いたって簡単で安価なものですが、こんなもの使わなくても目立てなんて簡単だろうと思うと、先述のようになってしまいます。何年もチェーンソーを使っている人でも目から鱗です。
 チェーンソーも二シーズン目になると、エンジンがかかりにくくなります。かかっても回転数が安定しなかったりします。その原因は、燃料を入れっぱなしにしていた為に、キャブレターのゴムの弁の部分の劣化によって燃料がスムーズに流れなくなった事と、燃料の劣化によるエンジン部分の不具合です。
チェーンソーは使わないときは、燃料は抜いておくことと、キャブレターのゴムの弁の部分は消耗品なので、定期的に交換することです。弁の部分はホームセンターで売っている場合があります。

  除草

田舎に暮らすならできるだけ広い土地に住みたいと思いますが、土地が広雑草を刈り払い機で刈っているだけ刈り払い機で刈っている芝い分草の問題が出てきます。これをきれいにしようとすると、夏の間草との戦いになってしまいます。
そこで、手抜きの方法は、草は取らずに刈り払うことです。草が一番伸びる時期でも月に二度から三度やればそんなに汚い感じにはならないです。
右の写真が、芝生を刈り払い機で刈っている。その隣の写真は、草を取らずに刈り払い機で刈っているだけです。
 立木の伐採

広い土地を買うと敷地内に立木があり、それを伐採しなければならない時があります。雑木林を購入すれば必プロの立木伐採然になります。大きな木やたくさんの立木を伐採するとなると結構な費用がかかります。そんな時安全が確保できれば、自分でも伐採は可能です。ただ、立木は倒したい方向に簡単には倒れません。特に雑木は重心が大きくずれていて、倒したい方向に重心がないのがほとんどです。そんな場合は、チルホールという器械で、倒したい方向にワイヤーで引っ張りながら倒していくものがあります。
右の写真は、プロの伐採風景。プロの場合、上の方をワイヤーを掛け電動ウインチで引っ張りながら、重機で押し倒す方法でやっています。
  重機の利用

広い敷地を購入すると、当然色々なことをしたくなります。そんな時人間の力なんて大したことがないので、スコップやツルハシでは何もできません。そこで重宝するのがバックホー(ユンボ)です。これがあるか無いかでは出来ることに大きな差があります。中古で十分役に立ちます。自分の敷地内で利用するなら、保有税も車検も掛かりませんので、ランニングコストはさほどかかりません。